覆面設備屋ブロガーの作業日誌です

水道管凍結修理

  
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水道管凍結修理

こんにちは設備屋ブロガーです。

今回は水道管凍結の解氷作業を伝えたいと思います。

この冬一番で10年に一度の大寒波ということで、やっぱり水道管が凍る家がありましたので、この機会を逃さずに現場の作業の写真を撮りました。

準備するもの

水道管と言っても水の管とお湯の管とありますが、今回は水の管の解氷に関しての説明です。

まずは、こちらの機械というか装置が必要になります。

竹村製作所の解氷器(SMV)です。

このタンクに水かお湯を入れてコンロで沸かして沸騰させた蒸気で水道管を溶かして解氷します。

解氷作業

タンクに水を入れたらコンロで沸かします。

沸騰してゴムホースの先端から蒸気が出てきたら、水道管に入れて行きます。

蛇口はあらかじめ取り外しておきます。水抜き栓は閉めている状態にします。

蛇口を取り外した時に壁の中からステンレス壁まで長さ調整している部材(持ち出し)があったらそれも外します。この部材の中を除くと六角(サイズ12)になっていますのでわかります。

この部材(持ち出し)が付いているとゴムチューブが入っていけないので、必ず取るようにします。

水道管に先端を入れて行きますが、最初のエルボの所を上手く下に入れていければ解氷しながらホースは下の方に入って行きます。

水道管の中から蒸気が出てきて溶かしているのがわかります。

蒸気を入れていると水道管の中で熱くなった水(お湯)が吹き出してくるので火傷には注意します。

水道管の解氷が終わったサインは蒸気がホースを差し込んだ所から噴出しなくなり水が水抜き栓に落ちて行く音がします。ホースがスムーズに入って行くのも解氷したサインにもなります。

解氷がしたと判断したらホースを抜き取り蛇口を簡易的に取付けます。

解氷できていない時は、また蒸気を入れるので蛇口の取り付けは開通するまでは簡易的な取り付けにします。

水が開通したら、シールテープを巻き蛇口を取付けて作業は終了です。

解氷作業は、気温が緩んだ時に行うと解氷しやすいですが、外気温がマイナスの時は解氷作業も難航します。1箇所に掛かる時間は約1時間くらいで出せればいい方だと思います。

まずは水道管を凍らせないようにしっかりと水抜きを行うことが最優先ですが、もし凍ってしまった時は、石油ファンヒーターで部屋全体を温めることをした方がいいです。

ニュースなどで気温が下がるときは、水抜きを忘れずにするか寝る前に全部の蛇口を開けて水を動かしてから就寝することも大事だと思います。

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