KVK蛇口交換
こんにちは、設備屋ブロガーです。
今回は、浴室蛇口交換を記載します。
既設蛇口の取外し
今回の蛇口交換はTOTOからKVK(KF800)への蛇口交換になります。
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蛇口交換を依頼された理由はシャワーとカラン(吐水口)の切替レバーの内部が破損してシャワーとカランのでちらからも水、お湯が出ないということでの修理依頼でした。
切替レバーの部品を交換すると修理は完了しますが、既設の蛇口は問屋に問い合わせたところ、部品供給が終了していたので新しい蛇口に交換することになりました。
既設蛇口の取り外し
水、湯の元栓を閉めて水と湯が出ないことを確認します。
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今回ケースは、蛇口から水、お湯が出ないので止まったことの確認は出来ないですが、浴槽専用の蛇口があったので、そちらで確認しました。
ユニットバスは、浴槽と洗い場に蛇口が付いている時は洗い場の方から分岐して浴槽の方に接続されています。
最近のユニットバスは追い焚き機能が自動でお湯張りしてくれるので、浴槽側に蛇口が付いていない家が多いです。
水栓本体と足部分が接続されている袋ナットを反時計回しでスパナで緩めます。
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水、お湯ともに袋ナットを緩めて本体を足部分から取り外します。
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次に足部分をスパナを使って、こちらも反時計回りに回して緩めていきます。
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スパナを使わなくても、緩む場合もあります。
取付ける部品の確認
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新しく取付ける蛇口の梱包を開けて入っている物を確認します。
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この蛇口の箱の中には本体、ネジが付いてある足部品、ワン座、シャワーホース、シャワー用フックが梱包せれています。
蛇口を取付ける
足となる部品に目隠しのワン座を送り込みます。
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ワン座を入れる時はネジに沿って回して入れて行きます。
水、お湯ともにワン座を入れたら次にネジ部にシールテープを巻き付けます。
シールテープを巻付ける時は、ネジの方を左手に持ちシールテープを右手に持って時計周りにワン座の方からネジ先端の方へ巻き付けていきます。
シールテープはネジ先端の一山が見える所で止めます。
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先端まで巻き付けると、ネジ込む際に破損の原因となります。
足をネジ込んで行きますが、手で回して止まる所まで工具を使わずに行います。
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手でネジ込んだ時に曲がったりしないように慎重にねじ込みます。
手締めによるネジ込みが出来たら、スパナにてネジ込みます。
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ねじ込み深さは均等になるように壁からの距離を一緒にします。
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ねじ込み深さが違うと本体取付した時に漏水の原因となります。
取付角度
ネジ込みをして最終的に止める位置が蛇口取付けで一番重要な所です。
ネジ込みをしていて一番やってはいけない事は、一度締めたネジ込みを戻す事です。
漏水の原因となります。
ネジ込みの時は、常に時計回りで水、お湯ともにネジ込みして行きある程度負荷が掛かってきた時に本体を水平に取付けることが可能な所までネジ込みして調整して行きます。
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ここの作業が一番の経験作業だと思います。
本体を取付ける時は、袋ナットにパッキンが入っているか確認します。
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本体が水平になる所まで締め付けをして、本体を取付けて行きます。
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お湯の方を基準に角度を合わせて行きます。
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蛇口本体が水平の所で袋ナットをスパナで締め付けます。
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水、お湯ともに足を取り付けたら、マイナスドライバーで止水栓を閉じます。
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水抜き栓を開放してねじ込みした部分に漏水がないか確認します。
次にカランを取り付けします。
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パッキンが入っていることを確認してナットを手で締めて行きます。
手で締めたら最後はスパナで軽く締め込みます。
この時は締め過ぎないようにします。
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次にシャワーホースを取り付けます。
パッキンを忘れずに入れて締め込みます。
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この時もスパナでの締めすぎにないようにします。
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シャワーフックの取付
既設のシャワーフックを取り外して新しいフックを取り付けします。
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フックの交換は時には難儀な仕事になるときがあります。
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どんな時かと言うと、浴室内がタイル張りの時です。
タイル張りで取付けるネジ穴が一緒であれば良いのですが、一緒じゃない時はもう一度ドリルで穴を開けてカールプラグ(ビスを効かせるもの)を使用しないといけません。
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今回はユニットバスでしかも取り付け穴が一緒だったので、付け替えで終わりました。
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ここまでで、ほぼ完了となります。
最後に漏水がないか、シャワーとカランから水、お湯を出して蛇口本体やシャワーホースのナットの所などを確認します。
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お湯はサーモ調整でしっかり温度変化をしているかも確認します。
漏水箇所がなかったので今回の交換作業は終わりとなります。
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